ロボカップジャパンオープン 明日開幕 過去最高の192チーム参加

◆過去最高の192チーム630人が参加して「ロボカップジャパンオープン2007大阪」が、明日３日から、大阪・南港のインテックス大阪２号館で開かれます。５日まで。
　自律型ロボットによるサッカー、レスキュー、それにジュニア部門のサッカー、レスキュー、ダンスの各部門に分かれて競技が繰り広げられます。

今年で最後になる４足ロボットリーグに出場するアイボ

　今回からシチズンが開発した「Eco-Be!」を使ったマイクロロボットサッカーシュミレーションが登場します。
　Eco-Be!は高さが約1.8cmという小さなロボット。コンピューターから赤外線で指令を受けて、ディスプレイ上でサッカー競技をするというもの。

小さなロボットがディスプレイの上を動き回る

　今大会では２チームが参加します。日本チームは今年７月、アトランタ大会ではアメリカ、ドイツ、ポルトガルなど11チームとともに参加することになっています。
　来年の中国・蘇州大会ではリーグ戦が行われるものと見られています。

ヒューノイドリーグに参加するロボットたち

◆ジュニア部門は５日に競技が行われます。参加チームが多いのも今回のロボカップジャパンオープンの特徴でしょう。
　地方大会の各ノードでは1600人が参加したと言われ、今大会には113チームが参加します。各優勝チームがアトランタ大会への出場権を獲得します。

迫力満点の中型ロボットリーグへの参加者が熱心に調整をしていました

◆また、ジャパンオープンの参加チームは日本チーム主体ですが、今年からは招待チームとしてイラン（レスキューシュミレーションリーグ）とドイツ（ヒューマノイドリーグ）から、それぞれ１チームが参加します。

◆開催初日の５月３日は午前９時から開会式が行われます。