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高速道路のトイレ掃除ロボット完成 来年にも実用化へ  ディアロボ関西 (動画) [ロボット]

◆高速道路のサービスエリアなどのトイレを掃除するロボット「LADYBIRD」と、高速道路上の作業規制エリアへ侵入しようとする車への警告や作業員への侵入告知を行なうロボット「仁王」の第1号機がこのほど完成し、11月21日、大阪・梅田のロボットラボラトリーで披露されました。

 開発したのは高速道路の保全工事のアスウェイ(大阪府茨木市、南幸治社長)と知能技術(大阪市、大津良司社長)などで作る3Jロボット開発集団(ディアロボ関西、代表幹事・西田行宏アスウェイ副社長)。
 ディアロボ関西は高速道路での作業環境を改善することを目的に、ロボットの開発を手がけています。

◆LADYBIRDはてんとう虫。その名前の通りにてんとう虫をデザインした形で、大きさは高さ100cm、幅80cm、奥行き135cm。重さは150kg。本体はポリカーバネイト製。体内のランプを点滅しながら秒速11.3メートルのゆっくりとした速さで走行します。
 披露された1号機はリモコン操作で走行しますが、今後、改良を加えて自動走行ができるようにします。

 体内に収納したタンクからトイレの床面に水を吹きつけ、前足部分に付いたブラシで汚れをかき出し、バキュームで汚水を吸い取り、乾燥させます。標準的なサービスエリアのトイレならば、約30分で掃除を終わらせることができるといいます。

 人間とのコミュニケーション機能も搭載しており、子どもたちの遊び相手にもなってくれそうです。
 触覚部分に仕込まれたマイクに向かって、元気?と問いかけると、「はい元気です」とか、名前を聞くと「私の名前はLADYBIRDです」と答えてくれます。
 また、交通情報や時間も教えてくれます。歌を歌ってと言うと「私は音痴なので歌えません」と断られたし、体重も「女性に体重を聞くのは失礼です」と怒られてしまいました。


 価格は1台350万円で、20年度に製品化して売り出す計画です。それに先駆けて12月21、22、23日には大阪市内のユニバーサルスタジオジャパン(USJ)でテスト走行をするほか、2008年1月には名神高速道路桂川パーキングエリアで実際に清掃作業を行い、使い勝手などを検証することになっています。

◆一方の仁王は、高速道路上の保全作業中の作業員に危険を知らせるロボットです。車が作業エリアに侵入してきても、作業者が退避できる限界ラインの300m手前までに知らせ、車にはフラッシュとETCスピーカーへで警報を出します。

 作業者への通報は、周囲の騒音が大きくても確実に聞き取れるように、ヘルメットに内蔵した骨伝導スピーカー装置で避難警報を発するようになっています。
 08年1月から高速道路の規制エリアないで実験を行なうことになっています。
 価格は150万円。





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