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次世代ロボット実用化へ ユニバーサル・シティウォーク大阪で実証実験 (動画あり) [ロボット]

◆次世代ロボットの実用化へ向けての実証実験が、12月25日まで大阪市此花区のユニバーサル・シティウォーク大阪で行われています。大阪市とロボットラボラトリー(大阪・梅田)が、大阪市の次世代ロボット実証実験支援事業の対象になっているものなど7件が、ロボットの機能や人とのコミュニケーションなどについての検証が行われています。

 21日、実証実験のデモンストレーションが報道関係者に披露されました。
 実験では、ロボットによる通路や施設内のを掃除のほか、街を訪れた人たちを誘導したり情報を提供することを目的にしたものや会話をして人を楽しませるなどの機能が試されました。


子供たちと会話するてんとう虫掃除ロボット「LADY BIRD」

◆知能技術(大阪市西区)は、高速道路のサービスエリア内のトイレなどを掃除する自走式てんとう虫掃除ロボット「LADY BIRD」を披露した。トイレの床面に水をまいてブラシがけ、さらに水分を吸い込むバキューム作業までを行います。
 実際に動かしたり、子供たちの問いかけに応えたりして掃除だけではなく、コミュニケーション能力も高いところを見せていました。


フィグラの多目的清掃ロボット「フィグラ・アイ」

 同じ掃除ロボットでもフィグラ(東京都千代田区)の多目的清掃ロボット「フィグラ・アイ」は、吸引からワックスがけなどができます。遠隔操作で走行の安全確認などもでき、前方に人が立っていると60cm手前で停止して、ロボットが通ることを音声で知らせるが出来ます。
 この日は、数百メートル離れた事務所からカメラとパソコンを介して、実際に遠隔操作をしてみせていました。
 1年後には本格販売したいそうです。

◆新産業文化創出研究所の「Touchlight」は、スクリーンに映し出された映像を、素手で動かすことが出来る3D広告。遊びながら商品やサービスを理解できるというもので、子供たちが画像を動かして遊んでいました。


楽しく遊べる「Touchlight」

 アドバンスト・メディア(東京都豊島区)のマルチインターフェイスを使用したインタラクティブポスターは、タッチペンや音声認識にょって情報を提供しようというもの。

 同様に三菱電機の対話型店舗案内支援ロボットは、40インチのタッチ液晶パネルと指向性マイクを組み合わせて、施設内の店舗情報などを提供するものです。QRコードなどを使ってパネルに表示された情報を携帯電話に取り込むことも出来るといいます。


ローラースケートをするデスクトップロボット「PLEN」


サッカーボールを蹴る「PLEN」

◆システクアカザワ(大阪市福島区)は、2006年8月に発売した小さくて可愛らしいデスクトップロボット「PLEN」を実演してみせました。ローラースケートをしたり、サッカーボールを蹴ったり、拾って持ち上げるなどの動作も披露していました。
 こうした動作は、いずれもブルートゥースで操作しており、集まった人たちに実際に操作を体験してもらっていました。


話しかけると音声で応えてくれる

 レイトロン(大阪市北区)はインフォメーションロボット「Chapit」を使って、ロボットと人との音声コミュニケーションの楽しさを見せていました。
 「可愛らしいね」と話しかけると、「ありがとう」と言葉を返したり、「おやすみ」と言うと照明を消し、また「テレビをつけて」と言うとて、テレビの電源がオンになるなど、集まった人たちを驚かせていました。
 今、英語にも認識できるように開発を進めていると話していました。


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