第10回レスキューロボットコンテスト 大阪電通大「救命ゴリラ!S」チームがレスキュー工学大賞 [ロボコン]
◆第10回レスキューロボットコンテストが、2010年8月8日、神戸・三宮の神戸サンボーホールで開かれた。レスキュー工学大賞に大阪電通大自由工房の救命ゴリラ!S。ベストパフォーマンス賞と競基弘賞に同Bが選ばれた。唯一の高校チーム、大阪•都島工業高校機械電機科はベストプレゼンテーション賞を受賞した。
ロボットによる被害者(ダミヤン)の救出
レスキュー工学大賞に選ばれた大阪電通大自由工房の救命ゴリラ!Sチーム
ロボットによる被害者(ダミヤン)の救出
レスキュー工学大賞に選ばれた大阪電通大自由工房の救命ゴリラ!Sチーム
イーガー 10月から遠隔操作アンドロイド「アバタント」を発売 離れて暮らす老人と会話ができる [新製品]
◆外国に住む教師による語学学習を受けたり、離れて暮らす独居老人との会話などロボットとインターネット回線を使って、あたかも相手が近くにいるかのようなサービスが提供できるロボット「アバタント」が、家電向け組込みソフトの開発やロボット開発を手掛けているイーガー(大阪市北区、穴釜敬志社長)から、今年10月に発売される。
開発者の大阪大学の石黒浩教授とテレノイド
アバタントは、人間に近い姿をした遠隔操作で相手と会話ができるロボット「ジェミノイド」などを開発している大阪大学の石黒浩教授によって開発された「テレノイド」を使っている。
研究用の「R1」と一般向けの「P1」の2タイプがある。
R1は外皮にシリコンを用いているのに対して、P1は布を使っているほか、動作箇所がR1のほうが多い。また、重さはR1が約5Kgで、P1が約4Kgといった点などが違う。全長はどちらも80cm。
形は乳児のような姿をしているが、足がないなど「最小限人間を感じさせられるところまで形をそぎ落とした」(石黒教授)といい、両腕はあるが足は1本だけ。
しかもいずれも指はないといった独特なデザインである。
開発者の石黒教授は「対話することによってロボットに引き込まれ、デザインに違和感はないはず。むしろ世の中に出すことによって、評価されていくだろう」と話している。
大学・研究機関や介護施設、教育機関などへ販売され、価格はR1が約300万円、P1が約70万円。
アバタントは、遠隔地にあるパソコンから目、口、首、手を動かせる。操作者の声は本体に内蔵されたスピーカーを通して伝わるようになっている。
ロボットと面している利用者の姿は、部屋に設置されたカメラによって全体像がパソコンの画面に映し出される。
双方はアバタントを介して、あたかも対面しているかのように対話ができるようになっている。
これらは石黒教授が、今までにジェミノイドなどで実証してきており、アバタントはそれを応用したものだ。
たとえば語学学習の場合、教師は海外など遠く離れた場所に居ながら、生徒と会話練習ができる。
生徒はアバタントから発せられる教師の声を聴きながら、学習ができるという仕組みだ。
生徒からは教師の顔は見えないが、普段から身近にいるアバタントの表情の変化や口の動きなど身振りを見ながら会話ができる。
これは将来のポスト・モバイルの代表商品に育つ可能性を秘めており、石黒教授たちはアバタント(テレノイド)を「携帯電話に代わる新たなコミュニケーションツールになる」と期待している。
[イーガー]
http://www.eager.co.jp/
開発者の大阪大学の石黒浩教授とテレノイド
アバタントは、人間に近い姿をした遠隔操作で相手と会話ができるロボット「ジェミノイド」などを開発している大阪大学の石黒浩教授によって開発された「テレノイド」を使っている。
研究用の「R1」と一般向けの「P1」の2タイプがある。
R1は外皮にシリコンを用いているのに対して、P1は布を使っているほか、動作箇所がR1のほうが多い。また、重さはR1が約5Kgで、P1が約4Kgといった点などが違う。全長はどちらも80cm。
形は乳児のような姿をしているが、足がないなど「最小限人間を感じさせられるところまで形をそぎ落とした」(石黒教授)といい、両腕はあるが足は1本だけ。
しかもいずれも指はないといった独特なデザインである。
開発者の石黒教授は「対話することによってロボットに引き込まれ、デザインに違和感はないはず。むしろ世の中に出すことによって、評価されていくだろう」と話している。
大学・研究機関や介護施設、教育機関などへ販売され、価格はR1が約300万円、P1が約70万円。
アバタントは、遠隔地にあるパソコンから目、口、首、手を動かせる。操作者の声は本体に内蔵されたスピーカーを通して伝わるようになっている。
ロボットと面している利用者の姿は、部屋に設置されたカメラによって全体像がパソコンの画面に映し出される。
双方はアバタントを介して、あたかも対面しているかのように対話ができるようになっている。
これらは石黒教授が、今までにジェミノイドなどで実証してきており、アバタントはそれを応用したものだ。
たとえば語学学習の場合、教師は海外など遠く離れた場所に居ながら、生徒と会話練習ができる。
生徒はアバタントから発せられる教師の声を聴きながら、学習ができるという仕組みだ。
生徒からは教師の顔は見えないが、普段から身近にいるアバタントの表情の変化や口の動きなど身振りを見ながら会話ができる。
これは将来のポスト・モバイルの代表商品に育つ可能性を秘めており、石黒教授たちはアバタント(テレノイド)を「携帯電話に代わる新たなコミュニケーションツールになる」と期待している。
[イーガー]
http://www.eager.co.jp/